CRF1000L アフリカツイン ユーザー様のブログより
アクスルシャフト
いい加減カスタム?なネタも書いていきたいな、と思いながらもずっと林道行やら何やらばかりでしたが…
かなり装着順は前後していくのですが、今日これほど衝撃を受けたことは無かったので、一番新しく取り付けたコレをご紹介したいと思います。
<ZERO POINT SHAFT> / 株式会社 P.E.O.
従来、世間では「クロモリアクスルシャフト」と呼ばれているものです。
その他にも、いくつかのメーカーさんからいろいろ出ているようです。
実は…そもそもCRF1000にこういう類のものを導入する予定はまったく無かったんです(苦笑
が、なんかたまたまP.E.O.さんの宣伝ページを目にして、ふと読んでいって…
「あぁ、そういえばGSX-RとRMXに入れてみたいなぁ(要するにもうやることが無くなってきてたw)って思ってたわ、クロモリのシャフトって…」
と思い出したのです。
で、P.E.O.さんのページを読むにつれて、なにやらいつもの物欲センサーがムラムラとw
ラインナップ一覧を見たときに、何か決まってました(苦笑
「あぁCRF1000…ってもうラインナップにあるのか…」
オンラインショップを見てとどめです(笑
「あ、在庫あるじゃん…即納でk(ry」
ちょっと気になったことを質問させていただいたのですが、それがものの30分ほどで返ってきたことが、その信頼度に加速をつけました。
即注文させていただきましたw
その時点で、在庫が前3本、後ろ2本くらいだったでしょうか…
そもそも在庫が無いと、通常でも3ヶ月ほど…しかも今月は(ちょうど今のタイミングで)モーターサイクルショーに出展される、ということもあり、開催期間中は休業されるとのこと。
ほんとに、ギリギリのタイミングだったのではないでしょうか?
(今見ると、前2本、後ろ1本と、在庫がもうなくなりそうですね…)
手続き後、数日経ってやってまいりました。
CRF1000用の本製品は、フロントにT-90のトルクスを用いますが、さすがにこんな大きなサイズは持ってないので、一緒に購入させていただきました。
先日のクラッシュ治療のためドック入りしていたアフリカツインですが、そのタイミングで一緒に取り付けてしまいます。
まずはフロント。
レーザー刻印がイカシテマス!w
リア。
そうなんです。
ただ単にメイドインジャパン、ではなく”MADE IN NARA JAPAN”なのです。
奈良ですよ奈良!w
地元関西の企業とあっては、ぜひもっとがんばって欲しい、との希望もこめて応援したいと思っております。
正直、たまたま目にしなければ、メーカー名はほとんど意識してなかったと思います。
まだクロモリ~が出始めのころならいざ知らず、すでに数社が参入している、カスタムパーツ界隈で言えばすでにメジャーカスタムの一品目です。
名前で売れてるメーカーも多数あります…
ですが、一つ一つ自社工場で、それも奈良で作り上げている…
しかも、ビックリするくらいリーズナブルです…
「いいんだろうなぁ…でも高いとなぁ…」
では、いくら良い商品でもなかなかすぐには多くの方の手には届かないでしょう。
もちろん作り手としては、安くしたいだけで安くは出来ないことも多いです。
企業である以上、いろいろな努力と苦労をされているとは思いますが、この値段なら正直半信半疑でも試してみよう、という気も起こりやすいです。
いや、信じてなかったわけではなくって(苦笑)、自分の周囲にそのユーザーが居ない以上、机上の理論は理解できても実際どうなんだろう?という疑問はどうしても残っていたのです。
まぁとにもかくにも届いたので後は付けるだけですよ!
ちなみに、どういった理屈でどういったことが起こって云々…は、ぜひP.E.O.さんのサイトをご覧ください。
決してカスタムパーツ屋さん的な目線だけで語った内容では無いことがわかると思います。
(ちゃんと職人の意識で書かれている…と思います(^^;;)
で、取り付け状態です。
まずは前。
右側です。
こちらにトルクスが必要になります。
実際には、CRFではフロントアクスルはクランプ固定になるので無くても何とかなります。
(というか、ノーマルでは無くて大丈夫でした)
とはいえ、カスタムパーツになるので、指定された工具はあったほうが安心ですね。
で、左側。
こちらは純正の22mmのナットをそのまま使用します。
次に後ろに行きます。
左側から。
こちら、純正同様22mmサイズになります。
車載工具的にはフロントと共用できるので助かります。
右側。
ここも純正の27mmのナットをそのまま使用します。
前後共、長さが違うようなことも無く、付け替えはスムースに行えます。
その取り付け時にまず驚いたこと。
アクスルシャフトを取り付ける際、薄くグリースを塗ります。
このとき感じたのが、非常に滑らかであったことです。
グリースはいつもと同じもの、マキシマのウォータープルーフグリースを使っています。
メーカー純正のアクスルシャフトは、CRFに限らず今まで幾度と無く多種多様にわたって触ってきましたが、いずれもグリースを塗るだけなのに指に引っかかりを感じることがよくありました。
決してノーマルのシャフトが曲がっているわけではなく、おそらく表面の仕上げの状態、なんだと思います。
(このことはP.E.O.さんのページにもあります)
この差を、グリースを塗るだけで意識してしまった、ということがなんとまあ…
その後も、あえて徹底した清掃などは特にせず、そのまま付け替えてみました。
そして本日試走。
購入された方のレビュー等を拝見すると、まずは押し引きにも違いが、ということでしたが、最初感じ取ることができませんでした。
CRF1000はそもそもの重量があるところに、自車のDCT仕様はさらに重い、そしてガレージのある場所が若干傾斜と起伏があるとことにある、という立地上よくわからなかったのが正直なところです。
走り始めてからも、特別大きな変化を感じ取れずにいました。
そして、最初の曲がり角…
「うわぁ気持ち悪いくらいきれいに曲がる??!!」
うまくなったような錯覚、とは言いえて妙です。
このCRF1000、新型アフリカツインはオフ車の王道であるF21インチ、R18インチの設定で、オフ車に乗りなれている身としては非常に扱いやすい部類には入ります。
ですがその一方で、今まで乗ってきた250ccのトレール車とは、全然違う印象を受けていました。
簡単に言うと、重いくせに思ってる以上にトルクとパワーがあるので、自分の意思だけで押さえ込めない不安みたいなものが一緒についてくる感じです。
ですので、漫然と走ってしまうと、必要以上にコーナーで意識して押さえ込まないといけなかったり、思ってたよりも先のラインに行ってしまったり、とまだまだ慣れないことも多い車両です。
そんな中で、交差点などでも若干フロントに振れなどを感じることもたまにあり、うまくラインに入れなかったときはちょっとあわてたりすることもあったのですが、今日最初に曲がった瞬間は、そんなものがまるで無かったかのように、スッとラインをトレースしていったのです。
「気持ち良い…」
そう、ホントに気持ち良い曲がり方をしました。
その後、子供を後ろに乗せて近所まで使いに行ったりしたのですが、その際コンビニから出るときのUターンなど、今までなら怖くて2、3回は切返してしまうような、それこそタンデムしているので慎重にならざるを得ない場面だったのに、これまたスッとUターンできてしまった…というかしてしまったのです(苦笑
これにはビックリでした。
そして押し引きの件ですが、自宅前の道路に停めた際、それはなるほどな、と実感。
確かに今までと違って軽く動きます。
決して車重が軽くなった感ではなく、押し引きに無駄な力が要らなくなった感じです。
こう実感して、改めてP.E.O.さんのサイトを読み返すと、なるほどなるほどと思うことしかり。
シャフトだけでこれだけ安定するのか、と思えば、コストも含めて導入する価値は十分にあるかと思います。
もちろん、目に見えたカスタム(外装やアフターサスペンション等)でもなく、またボアアップ等のように、明らかな諸元の違いをアピールするわけでもなく、目に見えない、それこそ添加剤的なニュアンスしか醸し出せない、言葉悪いですが不遇のカスタムですが(苦笑
言い換えれば、各種ボルトの締め付けトルクを適正にするだけでも走りやすくなったりします。
判りやすいところで言えば、倒立フォークの場合、クランプボルトのトルクがコンマ数キロ変わるだけでサスの動きが変わりますよね?
そういうニュアンスの立ち居地にあるカスタムかな、と思います。
「限りなく”0”基準に近づけた製品」
この言葉の重みを実感します。
機械いじり、特にこういう動力機構を持ったもの(オートバイ)をいじったことがある方であれば、よくわかってもらえると思います。
それを体感できたことを非常にうれしく思っています。
明日(というか今日かw)、大阪モーターサイクルショーに赴く予定にしております。
ぜひP.E.O.さんのブースに立ち寄り、この感想をお伝えしてこようと思っております。
http://mobiusmtk2.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
いい加減カスタム?なネタも書いていきたいな、と思いながらもずっと林道行やら何やらばかりでしたが…
かなり装着順は前後していくのですが、今日これほど衝撃を受けたことは無かったので、一番新しく取り付けたコレをご紹介したいと思います。
<ZERO POINT SHAFT> / 株式会社 P.E.O.
従来、世間では「クロモリアクスルシャフト」と呼ばれているものです。
その他にも、いくつかのメーカーさんからいろいろ出ているようです。
実は…そもそもCRF1000にこういう類のものを導入する予定はまったく無かったんです(苦笑
が、なんかたまたまP.E.O.さんの宣伝ページを目にして、ふと読んでいって…
「あぁ、そういえばGSX-RとRMXに入れてみたいなぁ(要するにもうやることが無くなってきてたw)って思ってたわ、クロモリのシャフトって…」
と思い出したのです。
で、P.E.O.さんのページを読むにつれて、なにやらいつもの物欲センサーがムラムラとw
ラインナップ一覧を見たときに、何か決まってました(苦笑
「あぁCRF1000…ってもうラインナップにあるのか…」
オンラインショップを見てとどめです(笑
「あ、在庫あるじゃん…即納でk(ry」
ちょっと気になったことを質問させていただいたのですが、それがものの30分ほどで返ってきたことが、その信頼度に加速をつけました。
即注文させていただきましたw
その時点で、在庫が前3本、後ろ2本くらいだったでしょうか…
そもそも在庫が無いと、通常でも3ヶ月ほど…しかも今月は(ちょうど今のタイミングで)モーターサイクルショーに出展される、ということもあり、開催期間中は休業されるとのこと。
ほんとに、ギリギリのタイミングだったのではないでしょうか?
(今見ると、前2本、後ろ1本と、在庫がもうなくなりそうですね…)
手続き後、数日経ってやってまいりました。
CRF1000用の本製品は、フロントにT-90のトルクスを用いますが、さすがにこんな大きなサイズは持ってないので、一緒に購入させていただきました。
先日のクラッシュ治療のためドック入りしていたアフリカツインですが、そのタイミングで一緒に取り付けてしまいます。
まずはフロント。
レーザー刻印がイカシテマス!w
リア。
そうなんです。
ただ単にメイドインジャパン、ではなく”MADE IN NARA JAPAN”なのです。
奈良ですよ奈良!w
地元関西の企業とあっては、ぜひもっとがんばって欲しい、との希望もこめて応援したいと思っております。
正直、たまたま目にしなければ、メーカー名はほとんど意識してなかったと思います。
まだクロモリ~が出始めのころならいざ知らず、すでに数社が参入している、カスタムパーツ界隈で言えばすでにメジャーカスタムの一品目です。
名前で売れてるメーカーも多数あります…
ですが、一つ一つ自社工場で、それも奈良で作り上げている…
しかも、ビックリするくらいリーズナブルです…
「いいんだろうなぁ…でも高いとなぁ…」
では、いくら良い商品でもなかなかすぐには多くの方の手には届かないでしょう。
もちろん作り手としては、安くしたいだけで安くは出来ないことも多いです。
企業である以上、いろいろな努力と苦労をされているとは思いますが、この値段なら正直半信半疑でも試してみよう、という気も起こりやすいです。
いや、信じてなかったわけではなくって(苦笑)、自分の周囲にそのユーザーが居ない以上、机上の理論は理解できても実際どうなんだろう?という疑問はどうしても残っていたのです。
まぁとにもかくにも届いたので後は付けるだけですよ!
ちなみに、どういった理屈でどういったことが起こって云々…は、ぜひP.E.O.さんのサイトをご覧ください。
決してカスタムパーツ屋さん的な目線だけで語った内容では無いことがわかると思います。
(ちゃんと職人の意識で書かれている…と思います(^^;;)
で、取り付け状態です。
まずは前。
右側です。
こちらにトルクスが必要になります。
実際には、CRFではフロントアクスルはクランプ固定になるので無くても何とかなります。
(というか、ノーマルでは無くて大丈夫でした)
とはいえ、カスタムパーツになるので、指定された工具はあったほうが安心ですね。
で、左側。
こちらは純正の22mmのナットをそのまま使用します。
次に後ろに行きます。
左側から。
こちら、純正同様22mmサイズになります。
車載工具的にはフロントと共用できるので助かります。
右側。
ここも純正の27mmのナットをそのまま使用します。
前後共、長さが違うようなことも無く、付け替えはスムースに行えます。
その取り付け時にまず驚いたこと。
アクスルシャフトを取り付ける際、薄くグリースを塗ります。
このとき感じたのが、非常に滑らかであったことです。
グリースはいつもと同じもの、マキシマのウォータープルーフグリースを使っています。
メーカー純正のアクスルシャフトは、CRFに限らず今まで幾度と無く多種多様にわたって触ってきましたが、いずれもグリースを塗るだけなのに指に引っかかりを感じることがよくありました。
決してノーマルのシャフトが曲がっているわけではなく、おそらく表面の仕上げの状態、なんだと思います。
(このことはP.E.O.さんのページにもあります)
この差を、グリースを塗るだけで意識してしまった、ということがなんとまあ…
その後も、あえて徹底した清掃などは特にせず、そのまま付け替えてみました。
そして本日試走。
購入された方のレビュー等を拝見すると、まずは押し引きにも違いが、ということでしたが、最初感じ取ることができませんでした。
CRF1000はそもそもの重量があるところに、自車のDCT仕様はさらに重い、そしてガレージのある場所が若干傾斜と起伏があるとことにある、という立地上よくわからなかったのが正直なところです。
走り始めてからも、特別大きな変化を感じ取れずにいました。
そして、最初の曲がり角…
「うわぁ気持ち悪いくらいきれいに曲がる??!!」
うまくなったような錯覚、とは言いえて妙です。
このCRF1000、新型アフリカツインはオフ車の王道であるF21インチ、R18インチの設定で、オフ車に乗りなれている身としては非常に扱いやすい部類には入ります。
ですがその一方で、今まで乗ってきた250ccのトレール車とは、全然違う印象を受けていました。
簡単に言うと、重いくせに思ってる以上にトルクとパワーがあるので、自分の意思だけで押さえ込めない不安みたいなものが一緒についてくる感じです。
ですので、漫然と走ってしまうと、必要以上にコーナーで意識して押さえ込まないといけなかったり、思ってたよりも先のラインに行ってしまったり、とまだまだ慣れないことも多い車両です。
そんな中で、交差点などでも若干フロントに振れなどを感じることもたまにあり、うまくラインに入れなかったときはちょっとあわてたりすることもあったのですが、今日最初に曲がった瞬間は、そんなものがまるで無かったかのように、スッとラインをトレースしていったのです。
「気持ち良い…」
そう、ホントに気持ち良い曲がり方をしました。
その後、子供を後ろに乗せて近所まで使いに行ったりしたのですが、その際コンビニから出るときのUターンなど、今までなら怖くて2、3回は切返してしまうような、それこそタンデムしているので慎重にならざるを得ない場面だったのに、これまたスッとUターンできてしまった…というかしてしまったのです(苦笑
これにはビックリでした。
そして押し引きの件ですが、自宅前の道路に停めた際、それはなるほどな、と実感。
確かに今までと違って軽く動きます。
決して車重が軽くなった感ではなく、押し引きに無駄な力が要らなくなった感じです。
こう実感して、改めてP.E.O.さんのサイトを読み返すと、なるほどなるほどと思うことしかり。
シャフトだけでこれだけ安定するのか、と思えば、コストも含めて導入する価値は十分にあるかと思います。
もちろん、目に見えたカスタム(外装やアフターサスペンション等)でもなく、またボアアップ等のように、明らかな諸元の違いをアピールするわけでもなく、目に見えない、それこそ添加剤的なニュアンスしか醸し出せない、言葉悪いですが不遇のカスタムですが(苦笑
言い換えれば、各種ボルトの締め付けトルクを適正にするだけでも走りやすくなったりします。
判りやすいところで言えば、倒立フォークの場合、クランプボルトのトルクがコンマ数キロ変わるだけでサスの動きが変わりますよね?
そういうニュアンスの立ち居地にあるカスタムかな、と思います。
「限りなく”0”基準に近づけた製品」
この言葉の重みを実感します。
機械いじり、特にこういう動力機構を持ったもの(オートバイ)をいじったことがある方であれば、よくわかってもらえると思います。
それを体感できたことを非常にうれしく思っています。
明日(というか今日かw)、大阪モーターサイクルショーに赴く予定にしております。
ぜひP.E.O.さんのブースに立ち寄り、この感想をお伝えしてこようと思っております。
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