クロモリアクスルシャフト
先日届いたMT-01のクロモリアクスルシャフト
届いたなら早く組みたいって事で早速交換しました
組替作業は簡単
フロントをリフトアップし、ノーマルのアクスルシャフトを外して新しいのに入れ替える
ただそれだけ
このアクスルシャフトの適合は07~09式の後期型用となってて、アクスルシャフトの製造元に05式の前期型に適合は?
って問い合わせたら、わかりませんとのつれない返事
純正アクスルシャフトの品番を調べてみると、前期も後期も同一品番って事がわかったので、今回購入した次第です
外したシャフトと今回買ったクロモリシャフトを比べてみると当然の事ながら同じ形状
新しいシャフトをねじ込み規定トルクで締め付て作業完了
実質作業時間は5分ですね
でも汗ダラダラ(笑)
さて 肝心のインプレです
結論から行きましょう
コレは アリかな
最初から言ってる通り劇的な変化はありません
でも明らかにフロントサスの動きが良くなってる感じ
いつものコースでコーナー進入でかなり荒れた所があるんだけど、それなりペースで突っ込んでいくとかなり暴れる
でも交換後は暴れ具合が小さい
あまり気にならないレベルかな?
サスがちゃんと仕事してくれてるって印象です
このシャフト お値段が15000円プラス税
それを考えると悪くないな って感じてます
でもね 仕事柄なんですが、理論的に今回の効果を説明しようとすると無理が出ちゃうかな
アクスルシャフトがノーマルの材質から、クロモリに変わる事でシャフトの強度は上がります
この場合の強度ってのは曲げに対する強度 引張強度ですね
簡単に言うと塑性変形や破断に対する強度が上がってるって事
これに対し荷重の入力に対する弾性限度内の変形 いわば撓みですね
この撓み量に対してはそんなに差が無いハズ
弾性係数が大きく違わないんですね
ですから、同じ荷重を掛けたとして撓む量はノーマルと一緒
なので通常使う領域では物性的に変化がない....
またシャフトの強度が上がった事で強い力でファスニング出来てるか と言えばそうでもない
規定トルクで締めつけてるから締め付け力は一緒のハズ
唯一違うのはシャフト本体の製作精度
そしてシャフト表面の硬度
コレはノーマルから格段に向上してるハズ
この辺がサスの動きに対してどう影響してるかと言うと ????
まぁ厳密に言うと、弾性係数はほぼ同じでも減衰特性や靭性とかは違ってるでしょうからその辺で乗り味に差が出るのかな?
戯言を書いちゃいましたが、フィーリングが良くなったと感じるのは事実です
理由はあまり深く考えない様にしよう....
凡人には理解は無理ですな(笑)
http://biker-masato.at.webry.info/201408/article_34.html