これはコーナーでも同じで、バイクが軽快に寝てくれてジャイロ効果が弱まったような錯覚を覚えます。
ゴールドウイングは直進性が良くなったり、コーナーで綺麗にラインが取れるようになりましたが、R nine Tは元々倒立サスでねじれが少なかったようで、その部分ではあまり違いは感じられません。
ただ、コーナーでいつもよりもう一本内側のラインに寄せられるような感じがします。
また、フロントからのロードインフォメーションが豊富になったせいだと思いますが、コーナーを攻めている時に安心感があり、タイヤをミリ単位で動かすような精密で緻密なコントロールが出来ているような気がして楽しいです。
交換前は、サスはオーリンズの倒立で剛性感が十分以上だし、ホイールはゲイルで軽量だし、そもそもBMWだからアクスルシャフトの加工精度も高いのではないか?と思って、ゼロポイントシャフトに交換してもあまり変化は感じられないのではないか?と本気で思っていましたが、結果は全然違いました。
一言で言うと軽快でシャープな方向に変わりました。R nine Tはカフェレーサーなので、この軽快でシャープなキャラはよく合っていて非常に好ましいものです。
それにしても、アクスルシャフト一本でここまで変わるとは。
バイク好きにはたまらないパーツだと思います。
重量級でフロント剛性が弱いゴールドウイングに良し、軽量でフロント剛性が高いR nine Tにも良し。
流石に交換前にちょっとしか試乗していないバイク屋さんの彼にはそこまで大きな変化は感じられなかったようですが、低速でスムーズになってコーナーで軽くていいバイクだと言って気に入っていたようです。彼からはモトグッチのV7も買っていて、今度それもゼロポイントシャフトに変える予定だから試乗しないか?と言ったら、「いやー、あれはダメでしょ。」と否定的でした。
確かに、V7は剛性をどうのこうのいうバイクではなくゆるゆるです。シャフトだけ良くしてどうするの?と言うことだと思うのですが、自分でも確かにそう思います。
それがどう変わるのか?非常に興味のあるところです。